「エプスタイン・ファイル」未公開問題とトランプ支持者の反乱〜トランプ政権にとって致命傷となりかねず〜

2025年7月上旬からアメリカの政界を独占している話題は「エプスタイン・ファイル」未公開問題。なぜ6年前に死亡したジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)に関連する文書がトランプ政権の致命傷になりかねないかについて、エプスタインの犯罪歴やエプスタインに関する陰謀論、そしてこの問題に対するドナルド・トランプ本人、トランプ政権、連邦議会、トランプ支持者の反応を説明しながら解説していく。

トランプによる労働統計局局長の解任〜連邦準備制度理事議長も解任され経済界が不安と混乱に陥るか〜

2025年8月2日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領は雇用統計が気に入らないという理由で労働統計局(Bureau of Labor Statistics、通称BLS)の局長を解任した。この数ヶ月間、トランプ大統領は連邦準備制度理事議長(Chairman of the Federal Reserve Board、通称FRB)の解任を仄めかしていたことから、BLS局長とFRB議長を解任する大統領権限を説明し、解任騒動による経済界への影響を解説していく。

移民の子供にアメリカ国籍を与えないトランプ大統領令〜最高裁の判決により当面有効〜

ドナルド・トランプ大統領は2025年1月20日、アメリカ国内で生まれた子供全員に国籍を与える「出生地主義」について移民の子供に関してのみ否定する大統領令を発し、連邦最高裁は2025年6月27日(現地時間)、この大統領令の執行を当面認める判決を下した。ここでは、「出生地主義」の憲法上の根拠、トランプ政権が同主義を移民の子供に適用させない理屈とその合憲性、そして連邦最高裁の直近の判決について解説していく。

日本製鉄によるUSスチールの買収条件〜今後アメリカの政治に振り回されかねない実質の「国有化」?〜

2025年6月、ドナルド・トランプ大統領は日本製鉄によるUSスチールの買収を承認し、取引が成立した。ここでは、アメリカ政府が課した条件がUSスチールの経営にどのような影響を及ぼすかについて解説し、政治的な理由から買収は成立しないとの予測がなぜ外れたのかについて振り返る。

新書3冊が明かすバイデン前大統領の健康の衰え〜隠されていた深刻な事実〜

2025年4月から5月にかけて2024年大統領選に関する本が3冊立て続けに出版され、ジョウ・バイデン前大統領の健康がこれまで知られていたより遥かに衰えていたことが判明した。ここでは、3冊の本が明らかにした事実の一部を紹介し、なぜ今になってこれら事実が判明したのかやバイデンが大統領としての職務を果たせていたのかなどについて解説していく。

就任100日を迎えたトランプの支持率〜下落が続けば今後の政権運営に悪影響?〜

ドナルド・トランプ大統領は現地時間の4月30日(水)に2期目就任の100日目を迎えた。通常の政権より初動が活発的なトランプ大統領の支持率に関して、全体的な支持率と内訳に加え、今後の政権運営への影響について解説していく。

トランプによる関税〜法的根拠と裁判所・議会の抑止力〜

ドナルド・トランプ大統領は現地時間の4月2日(水)、すべての国に一律で10%の関税を課し、アメリカの貿易赤字が大きい国にさらなる「相互関税」を課すると発表した。トランプによる関税に関して、大統領権限の法的根拠、裁判所や議会の抑止力および政治的影響について解説していく。

トランプによる国連大使指名の撤回~背景にあるのは政権と下院の運営の厳しさ~

ドナルド・トランプ大統領は現地時間の3月27日(木)、エリス・ステファニク下院議員(Elise Stefanik)の国連大使指名を撤回すると発表した。これがなぜ異例の出来事で、なぜトランプ政権の厳しい運営を示しているかについて解説していく。

トランプとマスクによる人員削減と省庁廃止〜本当にそんなことができるの?〜

トランプ政権は、イーロン・マスク(Elon Musk)主導の下、アメリカ連邦政府の大幅な人員削減に取り組んでいる。これまでどのような人員削減が行われ、それがなぜ省庁廃止までに発展し、今後どうなると思われるかについて解説していく。

ニューヨーク市長の起訴取り下げ騒動〜司法省で辞任ドミノが発生した背景〜

現職ニューヨーク市長の起訴の取り下げを巡って7人もの検事が辞任し、アメリカ連邦政府の司法省が荒れている。なぜトランプ政権が民主党所属の市長の起訴を取り下げたのか、なぜ不法移民対策が関係しているのか、そしてなぜ辞任ドミノが起こったのかについて解説していく。