2026年連邦上院選の予測~民主党が6議席を奪取し53議席を確保~

2026年連邦上院選の予測~民主党が6議席を奪取し53議席を確保~

11月3日(現地時間)の中間選挙まで、約1週間となった。リアルクリアポーリング(Real Clear Polling)が公表する2026年10月25日時点の世論調査平均では、トランプ大統領の支持率が38.8%、不支持率が60.4%となっている。近年のアメリカでは、大統領選と連邦議会選で同じ政党が選ばれる傾向が強まっているため、今回は、競争性のある13州を2024年大統領選での民主党と共和党の得票率差に従って並べ、民主党が共和党の地盤にどこまで食い込めるかという観点から連邦上院選を予測していく。

大統領選の結果を基準とした予測方法

以下の表は、これまで情勢を分析してきた13州を、2024年大統領選の得票率差に基づき、民主党寄りの州から共和党寄りの州へと順に並べたものである。右端には、今回改選される連邦上院議席を現在どちらの政党が保有しているかを示した。

州2024年大統領選の得票率差改選議席の現有政党
メイン州(Maine)民主党+6.9%共和党
ミネソタ州(Minnesota)民主党+4.2%民主党
ニューハンプシャー州(New Hampshire)民主党+2.8%民主党
ミシガン州(Michigan)共和党+1.4%民主党
ジョージア州(Georgia)共和党+2.2%民主党
ノースカロライナ州(North Carolina)共和党+3.2%共和党
オハイオ州(Ohio)共和党+11.2%共和党
アラスカ州(Alaska)共和党+13.1%共和党
フロリダ州(Florida)共和党+13.1%共和党
アイオワ州(Iowa)共和党+13.2%共和党
テキサス州(Texas)共和党+13.7%共和党
カンザス州(Kansas)共和党+16.1%共和党
ネブラスカ州(Nebraska)共和党+20.5%共和党

今回の予測で特に重視したのがカンザス州である。2024年の大統領選でトランプ大統領が16%差で勝利したカンザス州の連邦上院選が選挙分析機関のクック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)に接戦(Toss Up)と評価されていることは、連邦上院選で共和党が相当苦戦していることを示している。

各州の選挙情勢には、現職議員の個人的な支持基盤、候補者の経歴や評価、選挙戦で浮上した問題なども影響する。そのため、2024年大統領選の得票率差による順番と上院選での各州の競争力の順番が完全に一致するとは限らない。

そこで本稿では、2024年大統領選の結果を基本線とし、各州の候補者固有の事情も踏まえて予測する。カンザス州より民主党寄りだった11州のうち、フロリダ州を除く10州で民主党が勝利するとみる。フロリダ州では共和党現職が議席を守り、カンザス州では共和党現職のロジャー・マーシャル(Roger Marshall)が逃げ切るとみる。

その結果、民主党は共和党から6議席を奪取し、連邦上院は民主党53議席(民主系無所属を含む)・共和党47議席となる。つまり、年始には想像できなかった民主党による連邦上院多数派奪還が実現すると予測する。以前の記事で説明したように、民主党が51議席だけで多数派となった場合、党と距離を置くことのあるジョン・フェッターマン(John Fetterman)上院議員が重要な採決で決定的な影響力を持つ可能性があるため、53議席を確保できることは民主党にとってより安定した多数派となる。

世論調査では多くの州で候補者の差が数%にとどまっている。世論調査が共和党の支持を過小評価していれば今回の予測が大きく外れる可能性があるが、トランプ大統領の支持率が4割を下回り、2024年大統領選で共和党が16%差で勝利したカンザス州まで接戦となっている現在の政治環境を重視し、民主党による幅広い議席奪取を予測する。

連邦下院では民主党が多数派を奪還する可能性が極めて高い。過去70年間で、連邦上下両院の多数派を同じ政党が中間選挙で奪還できたのは2回しかないため、民主党が連邦上下両院の多数派を同時に奪還することは、歴史的にみても難しいことである。

以下、各州を順番に見ていく。

コリンズの個人票でも逆風は跳ね返せないメイン州

2024年大統領選でカマラ・ハリス(Kamala Harris)が7%差で勝利したメイン州は、今回の政治環境を考えれば、民主党が楽勝するはずの州である。加えて、民主党候補トロイ・ジャクソン(Troy Jackson)は共和党が強い州北部を地盤としており、民主党に有利な条件がそろっている。

それでも接戦となっているのは、共和党現職スーザン・コリンズ(Susan Collins)の強さによる。2020年にはジョウ・バイデン(Joe Biden)が州全体で9%差で勝利したにもかかわらず、コリンズは上院選を9%差で勝利し、トランプに対する逆風を跳ね返した。しかし今回はトランプ政権への反発がコリンズ自身にも及んでおり、ワシントン・ポスト(The Washington Post)の世論調査では、58%の有権者がコリンズはトランプを支持しすぎていると回答した。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、ジャクソン48.9%、コリンズ47.5%と、民主党候補が1.4%先行している。コリンズは討論会でトランプに抵抗した具体例を明確に伝えられず、今回こそ、トランプが足枷となる可能性が高まっている。メイン州では、民主党が共和党から議席を奪取するだろう。

州政の不祥事による逆風の中で民主党が議席を守るミネソタ州

2024年大統領選でカマラ・ハリスが4.2%差で勝利したミネソタ州は、1972年を最後に共和党が大統領選で勝っていない州である。今回は民主党現職の引退に伴って空席を争う選挙となるが、こうした大統領選の実績から、本来は民主党が議席を守るのが前提となる州である。

しかし、民主党のペギー・フラナガン(Peggy Flanagan)副知事と共和党のミシェル・タフォヤ(Michele Tafoya)元スポーツキャスターの争いは、予想以上の接戦となっている。州内では、児童向け給食支援をめぐる大規模な不正事件が発覚した。2024年大統領選で民主党の副大統領候補となったティム・ウォルズ(Tim Walz)知事は、不正問題への対応に専念するとして2026年の知事選への再出馬を断念しており、現職副知事であるフラナガンにも批判が向けられている。一方、ミネソタ州では、トランプ政権による大規模な移民取締りと、連邦職員が市民2人を射殺した事件が激しい論争を呼んだ。共和党候補のタフォヤは全国的な知名度を持つものの、トランプ政権の移民政策が選挙戦で逆風となっている。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、フラナガン46.6%、タフォヤ43.2%と、民主党候補が3.4%先行している。トランプ政権への逆風とミネソタ州における民主党支持基盤の強さを考えると、民主党が議席を守るだろう。

名門スヌヌ家でも逆風を覆せないニューハンプシャー州

2024年大統領選でカマラ・ハリスが約3%差で勝利したニューハンプシャー州では、2014年以降の連邦上院選でも民主党が勝ち続けている。今回は民主党現職が引退するため空席を争う選挙となるが、トランプ政権への反発が強い現在の政治環境を考えれば、民主党が難なく議席を守ってもおかしくない。

それでも共和党が競争力を維持しているのは、元連邦上院議員のジョン・E・スヌヌ(John E. Sununu)が共和党の候補であるためである。父と弟も州知事を務めた名門一家の出身で、本人の知名度も高い。だが、民主党候補のクリス・パパス(Chris Pappas)も連邦下院議員として州内に地盤を持つ。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、パパス49.5%、スヌヌ43.0%と、民主党候補が6.5%先行している。スヌヌの出馬によって共和党は選挙を競り合える構図に持ち込んだが、その知名度と実績をもってしてもトランプ政権への逆風があるため、共和党が5連敗を免れるのは難しい。ニューハンプシャー州では、民主党が議席を守るだろう。

トランプへの逆風が民主党候補者の弱さを上回るミシガン州

2024年大統領選でトランプがわずか1.4%差で勝利したミシガン州では、今回のトランプ政権への逆風を考えれば、民主党が議席を守るというのが基本線となる。

しかし、候補者の組み合わせによって、連邦上院選は接戦となっている。共和党のマイク・ロジャース(Mike Rogers)は、2024年の上院選でわずか0.3%差で敗れており、州全体で戦える力をすでに示している。一方、民主党のアブドゥル・エル・サイード(Abdul El-Sayed)は、党主流派が支持した候補を予備選で破った左派候補である。国民皆保険など民主社会主義に近い政策を掲げており、民主・共和両党の支持が拮抗するミシガン州では、左派的な立場が支持拡大の妨げになっていると考えられる。実際、世論調査では、有権者の48%がエル・サイードを「リベラルすぎる」と評価した。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、エル・サイード47.9%、ロジャース46.0%と、民主党候補が1.9%先行している。ロジャースの選挙実績とエル・サイードの左派的な立場によって接戦となっているが、トランプ政権への逆風が共和党候補の強さと民主党候補の弱さを上回ると思われる。ミシガン州では、民主党が議席を守る可能性が高い。

現職知事不出馬で共和党の勝機が消えたジョージア州

2024年大統領選でトランプが約2.2%差で勝利したジョージア州は、共和党が民主党現職ジョン・オソフ(Jon Ossoff)の議席を奪うことを狙える州である。

しかし、州内で高い支持を得てきたブライアン・ケンプ(Brian Kemp)知事が出馬を見送ったことで、共和党には勝機が見えてこない。共和党はオソフに対抗できる有力候補を擁立できず、結局、現職連邦下院議員のマイク・コリンズ(Mike Collins)が候補者となった。候補者の力の差は資金面に表れており、9月末時点の陣営の手元資金はオソフの約2,600万ドル、コリンズは約110万ドルと、約23倍の差があった。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、オソフ51.2%、コリンズ43.0%と、民主党現職が8.2%先行している。ジョージア州では、民主党現職が差をつけて議席を守るのがほぼ確実だ。

前知事出馬で民主党が共和党の議席を奪取するノースカロライナ州

2024年大統領選でトランプが約3.2%差で勝利したノースカロライナ州は、過去4回の大統領選で共和党が勝利している州であり、本来なら共和党が議席を守るというのが前提となる。

しかし、今回は民主党候補ロイ・クーパー(Roy Cooper)前知事の出馬によって、共和党が議席を守る見込みは薄くなっている。クーパーは、トランプが同州で勝利した2016年と2020年の知事選で勝利しており、共和党支持層の一部にも支持を広げられることを示してきた。共和党候補のマイケル・ワットリー(Michael Whatley)は今回が初めての公職選挙であり、候補者としての実績に大きな差がある。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、クーパー50.7%、ワットリー40.1%と、民主党候補が10.6%先行している。候補者の力の差に加えて、トランプ政権への逆風が重なる。ノースカロライナ州では、民主党が共和党から大差で議席を奪取するのがほぼ確実だ。

現職並みの知名度を持つ民主党前職が復帰するオハイオ州

2024年大統領選でトランプが11.2%差で勝利したオハイオ州は、トランプの台頭以降、白人労働者を中心に共和党への支持が強まってきた州である。共和党のジョン・ハステッド(Jon Husted)は、JD・バンス(JD Vance)の副大統領就任によって生じた欠員を埋めるために州知事によって任命された現職であり、最近の傾向を踏まえれば、共和党現職の勝利が有力とみられる選挙である。

民主党の候補者は、2024年の連邦上院選で敗れたシャロッド・ブラウン(Sherrod Brown)である。ブラウンは連邦上院議員を18年間務め、州内では現職ハステッドを超える知名度を誇るとも言える。実際、有権者の25%がブラウンを現職の上院議員だと誤認していたとする世論調査がある。ブラウンは製造業や労働組合を重視する姿勢によって、トランプ支持に傾いた白人労働者にも一定の訴求力がある。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、ブラウン48.2%、ハステッド44.9%と、民主党候補が3.3%先行している。物価高への不満から、トランプを支持してきた白人労働者の一部が共和党を離れれば、ブラウンは現職並みの知名度と労働者層への訴求力を生かし、連邦上院に復帰する可能性が高い。オハイオ州では、民主党が共和党から議席を奪取するだろう。

知名度が高い前連邦下院議員の個人票が共和党の地盤を崩すアラスカ州

2024年大統領選でトランプが13.1%差で勝利したアラスカ州では、本来、共和党現職のダン・サリバン(Dan Sullivan)が議席を守るというのが基本線になる。

しかし、今回は民主党の前連邦下院議員メアリー・ペルトラ(Mary Peltola)の出馬によって接戦になっている。アラスカ州は連邦下院の選挙区が州全体で一つしかないため、ペルトラは州全体の有権者を相手に戦った経験がある。2022年にはアラスカ州の元知事で2008年大統領選の共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)を破って当選し、同年11月にも再選された。民主党支持層を超える個人票を獲得できることが、ペルトラの強さである。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、ペルトラ49.4%、サリバン48.2%と、民主党候補が1.2%先行している。8月18日の全候補参加型予備選でも、ペルトラが49.5%で首位となり、サリバンの41.4%を上回った。ペルトラは勝利まであと一歩の位置につけており、個人的な強さにトランプ政権への逆風が重なれば、共和党現職を破ると考えられる。アラスカ州では、民主党が共和党から議席を奪取する可能性が高い。

アラスカ州と同じ共和党の地盤でも民主党が届かないフロリダ州

2024年大統領選でトランプが13.1ポイント差で勝利したフロリダ州は、かつては大統領選の激戦州として知られていたが、近年は共和党への支持が大きく強まっている。今回は、国務長官に就任したマルコ・ルビオ(Marco Rubio)の後任として任命されたアシュリー・ムーディー(Ashley Moody)に民主党の州下院議員アンジー・ニクソン(Angie Nixon)が挑戦する。2024年大統領選の得票率差はアラスカ州と同じ13.1%なので、民主党にも勝ち目があると考えられる選挙である。

だが、今回の上院選では共和党が優位を保っている。ムーディーは州司法長官として州全体の選挙で勝利した経験があり、民主社会主義者を自認するニクソンは8月の民主党予備選で、資金力で大きく上回るアレックス・ヴィンドマン(Alex Vindman)を破った。ニクソンの草の根の支持基盤は強みだが、共和党が優勢な州全体の選挙で支持を広げるうえでは、左派的な立場が課題となる。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、ムーディー49.5%、ニクソン42.2%と、共和党候補が7.3%先行している。トランプ政権に対する逆風が共和党の地盤の強さと候補者の組み合わせを覆すには至っていない。フロリダ州では、共和党が議席を守るだろう。

トランプ政権への逆風が農業州にも広がるアイオワ州

2024年大統領選でトランプが13.2%差で勝利したアイオワ州は、トランプの台頭以降、共和党への支持が強まってきた州である。共和党現職の引退に伴い、共和党の連邦下院議員アシュリー・ヒンソン(Ashley Hinson)と民主党の州下院議員ジョシュ・トゥレック(Josh Turek)が空席を争うが、最近の傾向を踏まえると、共和党が議席を守るというのが基本線である。

だが、アイオワ州では共和党が苦戦しており、それは連邦下院選でも表れている。州内4選挙区すべてで共和党が議席を保有しているものの、共和党が3議席を失うリスクが高まっている。燃料や肥料などの生産コストが上昇し、農産物価格の低迷が農家の経営を圧迫していることも、共和党苦戦の一因と考えられる。また、トランプ政権の関税政策についても、農産物への報復関税を懸念する農業関係者の不満が強い。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、ヒンソン46.1%、トゥレック45.5%と、共和党候補が0.6%先行している。農業関係者を含む有権者の経済政策への不満によって、2016年以降共和党に流れた票の一部が民主党に戻る可能性が高まっている。アイオワ州では、民主党が共和党から議席を奪取すると予測する。

共和党の候補者選びが民主党に格好の勝機をもたらしたテキサス州

2024年大統領選でトランプが約14%差で勝利したテキサス州では、1994年以来、民主党候補が州全体の選挙で一度も勝利していない。本来なら共和党が議席を守るための条件がそろっている州である。

だが、今回は共和党自身の候補者選びによって接戦となっている。共和党は4期務めた現職のジョン・コーニン(John Cornyn)を予備選で退け、トランプ大統領が支持を表明した州司法長官のケン・パクストン(Ken Paxton)を候補者に選んだ。パクストンは2023年に共和党が多数を占める州下院で弾劾訴追されるなど、法的・倫理的な問題を繰り返し抱えてきた。一方、民主党のジェームズ・タラリコ(James Talarico)は、神学校で神学を学んだ経歴を持ち、宗教的な価値観を重視するテキサス州の有権者に訴えることができる候補である。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、タラリコ48.4%、パクストン46.9%と、民主党候補が1.5%先行している。テキサス州では、共和党候補が世論調査で民主党候補にリードを許していること自体が異例である。パクストンが抱える問題にトランプ政権への逆風が重なり、共和党支持者の一部が棄権したり、民主党候補に投票したりする可能性が現実味を帯びている。テキサス州では、民主党が共和党から議席を奪取する可能性が高い。

共和党が強固な地盤を活かして民主党有力候補を振り切るカンザス州

2024年大統領選でトランプが約16%差で勝利したカンザス州では、1932年以来、民主党が連邦上院選で勝利していない。通常であれば、共和党現職のロジャー・マーシャルが安定して議席を守るはずの州である。

しかし、民主党の候補選びによって、そのカンザス州が接戦となっている。民主党候補のアダム・ハミルトン(Adam Hamilton)は、大規模な合同メソジスト教会を創設した牧師で、生活費や医療費など身近な問題を前面に出し、中道派を訴えている。さらに、共和党の元知事2人からも支持を得た。

リアルクリアポーリングの世論調査平均では、マーシャル46.0%、ハミルトン45.7%と、わずかながら共和党の現職が先行している。民主党による議席奪取が議論されていること自体が、トランプ政権への逆風による共和党の苦戦を示している。しかし、長年にわたる共和党の支持基盤の強さを考えると、マーシャルが逃げ切るだろう。カンザス州では、共和党が議席を守ると予測する。

有力な無所属候補の再挑戦でも共和党が牙城を守るネブラスカ州

2024年大統領選でトランプが約20%差で勝利したネブラスカ州は、今回取り上げる13州の中で最も共和党の支持が強い州である。共和党現職のピート・リケッツ(Pete Ricketts)は、州知事を8年間務めた後、2023年に連邦上院議員に任命され、2024年の補欠選挙でも民主党候補に約25%差で勝利しており、本来なら再選は堅いとみられる。

しかし今回は、無所属のダン・オズボーン(Dan Osborn)の再挑戦によって、選挙が接戦となっている。オズボーンは2024年に共和党現職のデブ・フィッシャー(Deb Fischer)を相手に、敗北幅を約7%まで縮めた。同じ日の大統領選でトランプが約20%差で勝利したことを考えれば、共和党の支持者にも食い込んだことがわかる。民主党は勝ち目がないとみて独自の候補を立てず、オズボーンが共和党現職に対抗する事実上の唯一の有力候補となっている。

リアルクリアポーリングが掲載する3つの世論調査では、リケッツが5ポイント先行する調査が1つ、オズボーンが1ポイントと4ポイント先行する調査がそれぞれ1つあり、結果が分かれている。最終的には、共和党の強固な支持基盤とリケッツ自身の選挙実績が優位に働くと考えられる。ネブラスカ州では、共和党が議席を守るだろう。

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